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共役リノール酸の合成、性質

■共役リノール酸(CLA)の合成、性質

共役リノール酸って、どんなふうにできて、どんな性質があるのでしょう?
詳しくみていきたいと思います。

□共役リノール酸(CLA)はこうやってできる!

共役リノール酸の「合成」「できかた」について、調べてみました。

・腸内細菌がつくる共役リノール酸(CLA)

腸内細菌がつくる共役リノール酸(CLA)

私たちは毎日の食事から、この共役リノール酸(CLA)を摂取していると言われています。
野菜や植物油といった植物性食品を食べると、植物などに含まれるリノール酸の一部が、私たちの腸にいる腸内細菌の働きにより、「共役リノール酸」(CLA)に変化することがわかっているそうです。

また、そうしたリノール酸を含む牧草を食べて育った牛や羊などの反芻動物の、肉や乳、その加工品には、共役リノール酸そのものが含まれています。
反芻動物の胃には、リノール酸をどんどん共役リノール酸に変化させる腸内細菌がいるからです。

しかし最近では、こうした食品に含まれる共役リノール酸(CLA)の量が大きく減っているのだそうです。
家畜のエサが、昔と変わってしまったことに原因があるようです。
かつての家畜は、自生する新鮮でリノール酸が豊富な草をたくさん食べていました。最近の家畜は、リノール酸が少ない家畜用穀物や人工栄養を食べて育っているために、蓄肉に含まれる共役リノール酸(CLA)の量が減ってしまっているのだそうです。

共役リノール酸(CLA)は、牛乳やチーズなどの乳製品、牛肉、羊肉などに含まれています。
しかし、私たちがこれらの食品から摂れる共役リノール酸(CLA)の量は、ごく少量になってしまっていると言われているようです。

・合成してつくる共役リノール酸(CLA)

合成してつくる共役リノール酸(CLA)食品中の共役リノール酸(CLA)の含量はとても少なく、多いものでも脂肪1gあたり10mg程度だとされています。
こうした食品から共役リノール酸を必要量摂取しようとすれば、同時に多くの脂肪分も摂取することになり、逆に不健康になりかねません。
このような背景から、共役リノール酸(CLA)を合理的に摂るためには、共役リノール酸の「健康食品」「サプリメント」を使用することが有効だといわれています。
では、どのように共役リノール酸の「健康食品」「サプリメント」がつくられているのでしょうか?

多くの製品をみてみると、その手法は、それぞれのサプリメントによって異なっているようです。
その中で主流となっているのが、サフラワー油(べにばな油)または、ひまわり油(サンフラワー油)を原料にして、人工的な(化学的な)手法によって共役リノール酸を、加工・抽出しているタイプ。
また、リノール酸などを原料にして、微生物の働きを利用した共役リノール酸(CLA)の生産方法も模索されはじめているようです。
なるべく自然に近い方法でつくられた、安全な共役リノール酸(CLA)を選びたいですね。

□共役リノール酸(CLA)とは、こんな性質

・まったく違う!リノール酸と「共役リノール酸」(CLA)

まったく違う、リノール酸と共役リノール酸「共役リノール酸」(CLA)は、「リノール酸」と何がどう違うのでしょうか?

もともと「共役リノール酸」は、リノール酸から変化して生じる物質なのだそうです。
しかし、リノール酸とは構造的にも、効果的にも異なっていると言われています。
リノール酸と共役リノール酸とは、構造が微妙に異なっているだけなのですが、
それぞれの効果・働きぶりは、正反対といえるくらいに違うようです。

それぞれを含む食品を調べてみると、リノール酸と共役リノール酸(CLA)がまったく違うものだということがわかります。
共役リノール酸とリノール酸の違いについて、簡単に整理してみたいと思います。

*リノール酸を含む食品と、そのはたらき
リノール酸を含む食品リノール酸とは、主に紅花、ヒマワリ、月見草などの「種子」に多く含まれる脂肪酸です。これらを原料とする植物油として摂取することができます。
このリノール酸は、細胞膜の構成分として、細胞の働きを助けている物質です。
リノール酸は私たちが生きていくために必要な重要な成分ですが、人体内では作り出せません。
毎日の食事で摂取していく必要があります。
リノール酸が不足すると、成長の遅れや皮膚の病気などがみられます。
しかし現在の日本では、リノール酸の不足を心配することよりも、摂り過ぎによる弊害「成人病の引き金になる」ことが報告され、注意を促されています。

*共役リノール酸(CLA)を含む食品と、そのはたらき
共役リノール酸(CLA)を含む食品共役リノール酸(CLA)とは、牛肉、乳製品、ゴーヤの種などに比較的多く含まれている脂肪酸です。しかしその含量は、ごく微量です。
体内に吸収された共役リノール酸は、リノール酸と同じように、細胞膜に取り込まれ、細胞の働きを助けていきます。
しかし、共役リノール酸はそこで、リノール酸とはまったく異なる働きを発揮します。
体脂肪を減らす作用、抗がん作用、抗酸化作用・・・などです。
ただし、これらの効用を得るには、一定量以上のCLAが必要だと言われているようです。

・さまざまな共役リノール酸(CLA)の働き

共役リノール酸(CLA)には、さまざまな効果があることが、多くの実験でわかっています。
中でも、脂肪を燃焼させて体脂肪を減らす効果には、世界中が注目しています。
肥満大国アメリカでは、痩身に非常に有効性が高い成分として共役リノール酸は知られており、これを含むサプリメント製品は人気があります。

現在、共役リノール酸(CLA)はさまざまな側面から研究されていて、
ガンの予防効果、動脈硬化抑制作用、血液中のコレステロールを減らす作用、抗酸化作用・・・など、さまざまな有効な働きを持つことが明らかになってきています。

<共役リノール酸(CLA)の主な働き>

脂肪燃焼効果

ガンの抑制作用

抗アレルギー作用

* 抗酸化作用

高血圧対策

* 筋肉の増強

動脈硬化の予防

骨形成を促進
など・・・。

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